広がる“産後ケア” 発達のチェックや悩み相談など「些細なことでも利用して」 別府市では新サービスも
県内の名所を360度VR動画で紹介するシリーズ。
宇佐の地獄を探索
今回は、宇佐市安心院町にある「地獄極楽」です。江戸末期に仏の教えをわかりやすく説くために、死後の世界”地獄と極楽”を再現した場所で、全長およそ70メートルあるそうです。
2022年に放送された「世界の果てまでイッテQ!」の中で、お笑い芸人・いとうあさこさんが訪れたことで話題にもなりました。
洞窟内に安置された60体以上の鬼と御仏。そして、あさこさんをパニックに陥れたのが「洞窟のヌシ」どんな工房があるのかバーチャルツアーにお付き合いください。
江戸時代から続く”あの世”を擬似体験
洞窟に入ると地獄の閻魔大王による裁判を受けます。ここで地獄行きか極楽行きが決まります。私は地獄行きだったようで、閻魔大王のそばに控える牛頭・馬頭に引かれて地獄道へ向かいました。
曲がりくねっていて先の見えない回廊のような不気味な空間。
先にいくにつれ徐々に狭くなっていて、屈まないと前には進めませんでした。自分の息遣いしか聞こえない無音の空間は、日常と離れた不思議な体験です。
地獄道を半分ほど進むと、赤鬼と青鬼が潜む血の池地獄に辿り着きます。
これも地獄の楽しみ方
池の様子を観察して、ふと見上げた天井にはうごめく影が!やつです。ゲジゲジです。街中では見たことないゲジゲジ。
施設に詳しい人は「いつもいるわけじゃないし、イッテQで話題になった程のたくさんはいない」ということでしたが…
普通にめっちゃいました! 頭上に広がる100匹超の群れは、まさに地獄なり!ただ、ゲジゲジは人体には基本的に害はなく、害虫を食べてくれるというむしろ「益虫」だそう。
見た目が不気味なだけで特に駆除の必要はないそうです。良かった良かった
…密集する見た目だけで十二分に害があると思うのは私だけでしょうか。。声にならない悲鳴を飲み込み、命からがら極楽道へ逃げ込みました。
極楽堂に安置された御仏に見守られながら進んだ先には、暖かい太陽の光。
全行程で70m程の距離でしたが、ずいぶん長い時間あの世にいたような気がしました。外に出ると岸壁に佇む阿弥陀如来と観音菩薩がやさしく迎えてくれました。
この場所のそばにある穴を鎖づたいに5mほど上ると、丘の上にたどり着き、そこには極楽浄土を思わせる絶景が広がっているそうです。挑戦しましたが、スニーカーでは足がすべるため断念。20キロほど減量したら再度挑戦しようと思います。
※丘の上の光景は、動画の最後で紹介しています。
ここまでは、8K高画質の360度VRカメラ”Qoocam 8K”で撮影しました。
スマホやタブレットの方は、YouTubeアプリをご視聴ください。カメラの動きに連動して、映像が切り替わるため、洞窟を探検しているような臨場感あふれる映像を体験できます。
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