高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
大分市の佐藤市長は、歴史を活かしたまちづくりを進めるための『FUNAI文化遺産整備基金』への寄付金の募集を開始すると発表しました。(4月21日の定例会見)
『FUNAI文化遺産整備基金』は、大分市中心部の貴重な文化遺産の保存や整備の事業に必要な経費確保を目的として大分市が設置しました。
寄付者は寄付金の使い道を
・大分市元町にある『大友氏遺跡歴史公園』の整備事業
・大分市荷揚町にある『大分城址公園』の整備活用事業
の2つから選ぶことができます。
『大友氏遺跡歴史公園』については大友宗麟公生誕500年となる2030年を目標に整備していきたいとしていて、大友氏館中心建物などの復元をするということです。
大分城址公園長期整備鳥瞰イメージ図
また『大分城址公園』のイメージ図に、現在は存在していない天守閣のイラストが含まれていることについて
◆佐藤市長
「天守閣を再建すると決まったわけではない。こういうもの(イメージ図)を目指していくためにさらに議論をしていく」
と述べました。
大分城址公園整備活用事業に寄せられた寄付金は、天守閣の再建を想定した資金の積み立てや現在進めている文化財調査に充てられるということです。
寄付金の募集は5月2日から始まり、1万円から寄付することができます。
大分市は、それぞれ1000万円を目標にしているということです。