五輪に鬼滅も ユニークな〝かかしコンクール〟

2021年10月13日 19:00更新
豊後高田市から秋の風物詩かかしのコンクールの話題。
 
のどかな田園風景が広がる豊後高田市の田染地区。
こちらで今開かれているのがその年の出来事などをテーマにした「田染かかしコンクール」。
 
人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターなど、ことしもユニークなかかしが立ち並んでいる。
こちらのグループがテーマにしたのはこの夏、多くの感動を呼んだあの、ビッグイベント―。
 
ーー御手洗慶子キャスター
「バレーボール選手に、卓球選手。こちらは熱戦が繰り広げられた東京オリンピックをテーマとした案山子なんです。あの感動が蘇ります」
 
ーー田染地区社協 吉田直美さん
「その時の感激をもう一度この案山子を見て思い出してもらいたいという意味を込めて作った」
 
地域活性化を目的に始まったこのイベントはことしで11回目を迎え田染地区の3つの会場におよそ60体の作品が展示されている。
 
ーー見に来た人
「見事ですね!毎年楽しみ」
「癒される」
 
かかしの展示は来月30日まで行われている。
 
ーー豊後高田市農業振興課 尼子啓さん
「自然が豊かな田染地区にことしもたくさんのユニークで完成度の高い案山子が揃ったので皆さん是非遊びに来てください」
 
 
一方、富貴寺のすぐそばに4月にオープンしたお店、シーボベジタリアーノふよう。
地元の野菜をふんだんに使った料理を味わうことができる。
 
特に人気なのが地元産を中心におよそ20種類もの野菜を使った「ふようご膳」。
揚げたり、焼いたり、スープにしたりと素材の特長を引き出す調理にこだわっている。
 
ーー御手洗キャスター
「素揚げにしたサツマイモを頂きます。とっても甘くてホクホクで美味しいです。一度にこれだけの量の野菜が取れるのも嬉しいです」
 
ーーシーボベジタリアーノふよう 吉原雅子さん
「(地元の野菜は)味がギュッと詰まっている感じ。だから包丁入れるとプスッと切れるジューシーな感じ。目にも楽しいお弁当を食べてもらいながら時間を忘れてもらいたい」
 
今月18日からは地元で収穫された新米のおにぎりと、この地区で栽培されたお茶がセットになったメニューも期間限定で味わうことができる。
ユニークなかかしを楽しむもよし。地元の野菜料理を堪能するもよし。
 
田染の秋を満喫しに訪れてみてはいかがだろうか。
 
「皆さん、案山子を見に田染にきちょくれ~!」

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