大分で「大人の文化祭」初開催 約40の出店者が集まって自己表現 大人もワクワクできる体験を
スーパーや専門店のおトクな活用術「トク活」のコーナー。今回のテーマは「専門店活用術」です。
訪ねたのは、中津市にある「中津はやし水産 海渡」。営業時間外でも新鮮な刺身が買える、ちょっと変わったトライをはじめた鮮魚店です。
地元の魚を中心に、すぐ調理できる状態で並ぶ
店内には1匹丸ごとの魚はもちろん、刺身やブロックなども並んでいます。
店主の林さんは、できるだけ地元で取れた魚を使って刺身を作るようにしているそうです。
例えば、目の前の海で取れたエビ。林さんは食べ方をこう説明します。
林さん「食べるときは頭を取って、皮を取って、そのままお醤油で食べていただくようなエビですね。冬の時期はほとんど並ぶ予定です」

中津といえば「ハモ」
中津名物のハモは、骨切りまでされた状態で販売されています。
林さん「食べるときは最後、ご家庭で一口ぐらいに切っていただいて、お鍋にしたり、フライにしたり、湯引きにしたりして食べていただきます」
「ハモ(520円〜)」は1パックからの販売です。パン粉を付けた状態の商品もあり、あとは家庭で揚げるだけ。
林さん「パン粉を付けた状態にしてるので、あとはもうご家庭で揚げてもらうだけの商品になります」

頭とお腹は処理済み。すぐ調理できる魚たち
ほかの魚も、頭とお腹を出してくれているので扱いやすいのが特徴です。
林さん
「お煮汁だとか、お鍋だとか、唐揚げとか、すぐにできるような状態にしてます」
キスはそのまま唐揚げにでき、南蛮漬けもおすすめだそうです。お鍋の時期ということで、フグも並びます。
林さん「白サバフグとか、サバフグとか言ったりするんですけど、カナトフクってこのへんでは言います」

家で焼いてほしい。遊び心の「天然うなぎ」
ディレクターが驚いたのが、蒲焼きではないうなぎ。「うなぎ(2,100円)」は焼かずに販売されています。
林さん「本当は焼いたりして出したほうがいいと思うんですけど、お家でうなぎを焼いてほしいなっていう、遊び心で置いてます」
おすすめの食べ方は、魚焼きグリルで焼いてから蒸す方法です。
林さん
「グリルに行くんだったら、魚を焼くグリルの中に、例えば4等分とかして、まず焼いて、そのあとに蒸します。あとはお好みで、タレを付けたり、塩で食べたりすると、よりおいしく食べれます」
養殖ではなく、天然のうなぎだといいます。自家製のうなぎのたれも並びます。
林さん「あとは私の気分次第で並びます」

先月登場した「魚の自動販売機」
そんな店の入口に、先月1日(2026年10月1日)に登場したのが、魚を買える自動販売機です。
林さん
「営業時間外にお客様がお刺身を買いたいというご要望がありまして、そういう方たちに、気軽に夜10時でも11時でもお刺身を買えるようなコーナーです」

買い方は簡単
ここで「刺身(500円)」を購入してみます。
1. 扉を開けて、どの刺身にするかを選ぶ
2. 商品番号に対応する金額(500円)を入れる
3. 番号(例:14番)を押す
4. ロックが解除された扉から商品を取り出す
夕方4時ごろ、その日入れる魚がインスタグラムにアップされるので、要チェックです。

売れ残りではなく、自販機専用の刺身
店内のパックとは違う中身について、林さんはこう話します。
林さん
「売れ残ったのを入れるのではなくて、この自動販売機専用でお刺身を切って、販売させていただいてます」
自動販売機用に仕込みをし、閉店後に入れているそうです。もちろん、その日残った刺身を廃棄するのはもったいないので、ここに入れることもあります。

食品ロスを減らす「日替わりお魚ボックス(1,000円)」
「日替わりお魚ボックス(1,000円)」は、店で買えば1,500円ほどになる内容をまとめた商品です。
林さん
「どうしても食品ロスというのが発生します。なので、本当だったらお店で買う内容が1500円だとかいうものを、まとめて1000円で買えるような商品にしてます」
かなりお得ですが、中身は林さんのチョイスのため、お客様がセットを選ぶことはできません。

仕事帰りの「魚が食べたい」に応える場所
自動販売機のメーカー担当者によると、この自動販売機は大分県で初めて設置されたそうです。
スタジオからは「刺身と自動販売機って成立するんだとびっくり」「毎日どんな魚が並ぶのかという特別感も楽しそう」との声が上がりました。
仕事で帰りが遅くなり、魚だけは食べたいけれど近くのスーパーは閉まっている。そんな瞬間に応えてくれる場所です。
また、刺身盛りの予約やお取り置きも、自動販売機で受け取れます。詳しい情報や入荷情報はインスタグラムでも更新されているので、ぜひチェックしてみてください。
