約1kgの大物も「梨の晩三吉」味は貯蔵で変わる、シャキシャキ食感と溢れ出す果汁・大分県日田市
今回、取材に訪れたのは別府市亀川。
リポーターの中華首藤さんがぶらりと散策していると、なにやら気になるお店を発見しました。
2026年3月にオープンした「Cafe Kanon der Musik(カフェ カノン デル ムジーク)」。
中へ入ると、そこはおしゃれな音楽サロンのような空間が広がっていました。

娘の進学がきっかけて大分に
随所に音楽を感じるのには理由があります。実はオーナーの江藤さんは、神戸で長く音楽の教員をしていたそうです。
娘さんが大分の大学に通っていたため、大分にはよく訪れていました。特に別府の温泉が大好きで、「定年退職後はここでカフェをしたい」という夢を叶えたのです。

店内にはグランドピアノやマリンバのほか、チャングという韓国の民族楽器も。かつて韓国文化に夢中になった時期があり、現地で購入したのだとか。
このカフェの魅力は、ただコーヒーを飲むだけではありません。定期的にコンサートが開催され、様々なジャンルの音楽に触れることができるのです。
音楽の話で盛り上がると、中華さんたちも即興でセッションに参加。

歌い終えて喉がカラカラになったところで、おすすめのスイーツとドリンクをいただくことに。江藤さん手作りのプリンは、メレンゲクッキーが乗った一品です。
一口食べた中華さんは「ちょうどいい口当たり」と嬉しそう。
ほんのりとした甘さとカラメルのほろ苦さが絶妙で上品な味わいです。
神戸の有名店のプリンの長年のファンだった江藤さん。その味が忘れられず、どこか近いものを感じる味に仕上げているのだとか。
オープンして半年。
今ではご近所の方々がコンサートに毎回足を運んでくれるほど、地域に愛される場所になっています。

創業80年、街の歴史を見守る「藤内衣料品店」
カフェを後にして、次なる出会いを求めます。
道中、忙しそうに働く「安達食料品店」の方に教えてもらったのは地域密着の衣料品店でした。
やってきたのは、亀川商店街で80年続く「藤内衣料品店」。洋服や雑貨、学校指定の体操服まで扱う、まさに地元密着のお店です。

店長の藤内厚子さんは40年以上も一緒に働いているという従業員の方と、気心知れた様子でお店を切り盛りしています。
「嫁いで来た時は、この通りに50、60軒はお店がありましたよ」と、藤内さんは昔を振り返ります。夜市やお祭りもあって賑やかだった通りも、以前とは様子が変わっったそうです。
店内には、おしゃれなご婦人向けの秋冬物の洋服が並びます。スカートに見えるけれど実はパンツというアシンメトリーなデザインの服など、個性的なアイテムも。

そんな中、中華さんが特に驚いたのが、ユニークな傘。先端のカバーが伸縮し、室内が傘の水で濡れるのを防げるアイテムです。
その便利さに「めちゃくちゃ便利!」と感心しきり。
「買い物しなくても、お茶飲みだけでも構いません。遠慮なく寄ってもらいたいです」と話す藤内さん。お店は、地域の皆さんが気軽に集える“拠り所”のような存在なのです。
音楽で新たな風を吹き込むカフェと、街の歴史と共に歩んできた衣料品店。新旧の魅力が交差する街で、心温まるひとときを過ごした中華さんでした。
