怪人に見える警察官?「スッポンポリス」知られざるその正体を突き止めるため警察署を取材

2026年09月09日 20:30更新

一度見たら忘れられない衝撃。大分県宇佐市でウワサになっているのが「スッポンポリス」。

 

どう見ても怪人にしか見えないこのキャラクターの正体を求めて警察署を取材しました。

  

手がかりとなる一枚の写真。そこに写っていたのは・・これは。

 

 

 

街で聞き込みをすると「怪獣じゃない?」「ワニ人間?」

 

 

返ってくるのは困惑の声ばかり。

 

 

県内でもその存在はあまり知られておらず「やばいやつ」「目が怖い」とビジュアルは人々に強烈なインパクトを与えているようです。

 

 

 

それにしても、このキャラクター、一体何者なのでしょうか?

 

 

 

浮かび上がった「スッポン」と「警察」というキーワード

 

調査を進める中で、鋭い観察眼を持つ方から有力な情報がもたらされました。

 

 

「スッポンの頭?」「後ろに甲羅みたいなのが見えるじゃないですか」

 

 

確かによく見ると、頭の形はスッポンにそっくり。

 

 

さらに、新たに提供された写真には、なんと白バイにまたがる姿が写っているではありませんか!ということは、スッポンと警察を掛け合わせたキャラクターなのかも…?

 

 

 

実際にスッポンを観察

 

仮説を検証すべく、私たちはまず「スッポン」の側面から調査を開始することに。向かったのは、スッポンの産地として知られる宇佐市安心院町です。

 

 

訪れたのは、スッポン料理などを楽しめる大正9年創業の老舗「料亭 やまさ旅館」。

 

 

 

 

本物のスッポンを見せて頂きました。例のキャラクターの写真と見比べてみると…。

 

 

確かにそっくり。

 

 

 

口を開けた瞬間の顔つきや、特徴的な鼻の形は、まさに写真のキャラクターそのもの。

 

 

どうやら「スッポン」がモチーフであることは間違いなさそうです。

 

 

 

 

調査の一環(?)で絶品すっぽん料理を堪能

 

しかし、スッポンの専門店である、やまさ旅館でこのキャラクターについて尋ねてみても「知らなかった」とのこと。

 

 

とはいえ、せっかく、やまさ旅館さんに来たのですから…。調査の一環として、名物のスッポン料理をいただくことに。

 

 

目の前に並んだのは、唐揚げ、生き血。

 

 

そしてスッポンの甲羅の縁の柔らかい部分「エンペラ」の湯引きに、スッポン鍋と、まさにスッポン尽くし。

 

 

 

まずは唐揚げを一口。驚くほど柔らかく、まるで上質な鶏肉を食べているかのようです。そしてエンペラは…「うーん、これは面白い食感」。コリコリとした歯ごたえがたまりません。

 

 

調査は以上。あとはしっかりと食事に移りたいと思います。

 

 

 

ついに発見!その名も「スッポンポリス」

 

お腹も心も満たされ、調査を再開。スッポンが空振りだったため、今度は「警察」方面からアプローチすべく宇佐警察署を訪ねました。

 

 

 

すると…。

 

 

警察署の入り口で、あっけなく例のキャラクターに遭遇。

 

 

 

ーーリポーター

 

「お名前いいですか、聞いても」

 

 

ーースッポンポリス

 

「スッポンポリスです」

 

 

見た目とは裏腹に意外にも喋るタイプのキャラクター。その名は「スッポンポリス」。

 

 

体は警察官、頭はスッポン。悪の怪人かと思いきや、れっきとした警察官だったのです。

 

 

 

誕生の秘密と知られざるキャラ設定

 

詳しいお話を伺うと、スッポンポリスは2026年4月に採用された「新人」警察官なのだとか。交通安全講話などを行う駐在さんが、「いいキャラクターがほしい」と考えて誕生したそうです。

 

 

主な活動は小学校での交通安全指導。しかし、その強烈なビジュアルが災いしてか、子供たちが怖がってばかりで話にあまり集中してくれないのが悩みだそう。

 

 

「横断歩道を渡るときも怖がってついてこないポン」と、少し寂しそうに話してくれました。

 

 

 

語尾の「ポン」は、もちろんスッポンの「ポン」。手作りの旗には「悪を捕らえて離さない」と書かれており、これは一度噛みついたら離さないというスッポンの習性になぞらえたもの。

 

 

特技は「ジャスティスホールド」、嫌いなものは「カミナリ」など、設定の随所にスッポンらしさが盛り込まれていました。

 

 

 

そして、もう一つ、どうしても確認したいことがありました。それは、やまさ旅館で知った「エンペラ(甲羅の縁)」の存在。

 

 

スッポンポリスさんに背中を向けてもらうと…その甲羅は、見た目とは裏腹に、ちゃんと柔らかくなっていました。

 

 

「リアリティを追求してます。可愛らしさとかはもう捨てて」と担当者も語るように、そのこだわりは本物でした。

 

 

 

宇佐の平和を守る、愛すべきヒーロー

 

調査の結果、謎のキャラクターの正体は、宇佐市の交通安全を守るために生まれた、手作り感あふれるヒーロー「スッポンポリス」でした。

 

 

彼の登場以降、交通安全運動では足を止めて話を聞いてくれる人が増え、特に大人から注目されるのだとか。子供たちには少し怖がられてしまうようですが、そのユニークな存在が地域の安全に貢献しているのは間違いありません。

 

 

もし宇佐市を訪れることがあれば、街のどこかでパトロールしている彼の姿を探してみてはいかがでしょうか。

 

 

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