高市政権の戦略分野のひとつ“造船” 佐藤大分県知事「造船分野に420億円を投資」総理に報告
熊本地震の発生から28日で1か月ですが、政府が生活などの再建に向けた支援パッケージを取りまとめました。
そのうちの1つが、27日お伝えした観光業に対する支援策。名称は「九州ふっこう応援割」となりました。
具体的な割り引き率は熊本と鹿児島が60%、大分を含むほかの九州の県は50%で10月1日宿泊分からとなっています。
今回の支援策について、県内の観光関係者からは期待の声が聞かれました。
◆金子国交大臣
「この支援事業の名称は『九州ふっこう応援割』とし九州地方全域への宿泊旅行等を対象に割り引き支援を実施いたします」
これは28日の閣議で決まったものです。「九州ふっこう応援割」は沖縄を除く九州全域を対象に旅行代金の割り引きを行うものです。
割り引き率は熊本と鹿児島が60%、大分など他の県は50%です。上限額は宿泊費だけの場合などは2万円、2県以上に宿泊する場合は3万5000円などとなっています。
事業の予算はおよそ151億円です。対象となるのは10月1日宿泊分からで期間などは県ごとに設定できるということです。
地震の影響で厳しい状況にある県内の観光業。県によりますと8月12日までの県内の宿泊のキャンセル数は6万人以上、被害額はおよそ12億円に上ると推計されています。

◆おにやまホテル若女将橋本美香さん
「夏休みなのにこの程度でしか無いなという感じはあった」
別府市鉄輪にあるこちらのホテルでも地震の発生以降、およそ700人がキャンセルしたといいます。額にすると1500万円以上に上ります。
こうした中、打ち出された『九州ふっこう応援割』に大きな期待を寄せています。
◆おにやまホテル若女将橋本美香さん
「今から行楽シーズンにもなるしお客さんにそういう施策を利用してもらい、元気でやっているんだぞというところを見せたいしにぎわいを取り戻したい」
また、周辺の観光施設も客足が遠のいていて『九州ふっこう応援割』が回復のきっかけになればと話します。
◆鬼山地獄 梶谷虎太郎さん
「たくさんの人に来てもらえるのはとてもうれしいし、これをきっかけに熊本も復興に進んでいければ」
◆地獄温泉ミュージアム田代栞さん
「九州を観光したことがない人はこの機会にキャンペーンを利用して楽しく観光してもらいたい」
また佐藤知事も「観光需要の早期回復に向けた起爆剤になるものと歓迎したい。効果的な活用に向け国などと連携を図りながら迅速に対応したい」とコメントしています。
