耶馬渓ダム 雨降らなければ9月にも貯水率0%に 協議会では取水制限の強化を検討 雨不足が深刻に 大分
雨不足は私たちの生活に欠かせないコメにも影響を与えています。
収穫が始まっている早期米は生育が十分でないと話す農家もいて新米への影響も心配していました。
◆コメ農家 池田雅彦さん
「雨がひとつも降っていないここは。ちょっと通り雨でもあれば良かったが全く無くて水路の水に頼るだけ」
早期米の収穫の時期を迎えた宇佐市院内町の田んぼです。
農家の池田雅彦さんは先週からコシヒカリの収穫を始めました。
しかし、雨不足の影響で2026年は粒が小さく収穫する量も2025年より1割ほど減っているといいます。
さらにコメの価格が減少傾向であることも追い打ちをかけ農家にとっては厳しい状況が続いているといいます。
◆コメ農家 池田雅彦さん
「(新米の生育に)あと1か月は十分に水が欲しいから心配で大変。価格が今のような状態では(気)力は落ちるが最後まで頑張って作らないとどうにもならない」
◆TOS山路謙成記者
「宇佐市院内の田んぼの一部にこの日出生ダムの水も使われている。ただ少雨の影響で貯水率が下がり今後の水不足も懸念されている」
宇佐市に農業用水を供給している日出生ダムの貯水率は24日午後4時時点で39.9%。
このほか、杵築市の日指ダムで35.2%宇佐市の香下ダムで41.4%と貯水率はいずれも平年よりも20%以上減少しています。
これら3つのダムはこのまま雨が降らなければ来週にも取水制限が開始される見込みで新米の季節を控える中コメの生育や価格への影響が心配されます。

農家が心配していたコメの価格の値下がり。県内ではどれほど安くなっているのでしょうか。
◆TOS釘宮ゆい記者
「大分市のこちらのスーパーでは コメの価格が一番高かった時と比べて3割から4割ほど安くなっている」
こちらの店では「令和の米騒動」と言われていた2025年6月は国産のコメが5キロ平均5000円ほどでしたがこの日は平均3300円ほどで販売されていました。
◆買い物客
「歩いて、あっ安くなっているなと感じることがある」
◆消費者
「私たちはどうしてもコメを食べるのでコメが安くなった方が生活はしやすい」
農林水産省によりますと全国のスーパーで販売されているブレンド米などを含むコメ5キロの平均価格は2026年1月に4416円の過去最高値となりました。
そこから徐々に値下がりし最新の価格では3191円まで下がっています。
価格が安くなっている大きな要因はコメの在庫が余っていること。
JAおおいたによりますとコメ不足の解消のため政府が備蓄米を放出したことや2025年のコメが豊作だったことが背景にあるといいます。
◆JAおおいた本店 農畜産部徳丸博幸さん
「第一は生産者が農業を続けられ る価格帯が前提。その中で消費 者にも買いやすい末端の価格で というところの折り合いを付け ることが大事になると思う」
気になる2026年の新米の価格ですが収穫の時期になってもコメの在庫は余っているとみられるため
2025年よりも価格は下がるのではないかということです。
コメの価格も大きく左右する雨不足。
一日も早い恵みの雨が待たれます。
