大規模火災起きた大分市佐賀関で夜市開催 にぎわい作り出そうと住民が奮闘 子供たちも出店に挑戦 大分

2026年07月27日 18:40更新

大規模な火災に見舞われた大分県大分市佐賀関では、25日から夏祭りが始まりました。

 

 

初日に行われた夜市では復興に向けてにぎわいを作り出そうと、多くの住民たちが奮闘していました。

 

 

境内に響き渡る子供神楽の音。大分市佐賀関ではおとといから早吸日女神社の夏祭りが始まりました。

 

 

 

 

初日に行われたのが「関の夜市」。神社の境内に飾られていたのは、この日のために住民たちが作ってきた風車です。

 

 

風車には火災からの復興への願いを込め、佐賀関への思いなどが書き込まれています。

 

 

◆関愛会 宮田太一郎さん

 

「1点1点思いを込めて作っているので、きっとすごくきれいになる。来た人にやっぱり佐賀関素敵だなと思ってもらえるのではないか」

 

 

また、地元の小・中学生は夜市でくじ引きの出店に挑戦。

 

 

2か月ほど前から準備を進め、ついにこの日が本番です。景品として、佐賀関にまつわるイラストや風景をデザインした缶バッジやシールを作りました。

 

 

◆中学1年生

 

「明るく楽しいお祭りになってほしい」

 

 

夕方、アジやサザエなどを焼くこうばしい香りが境内を包み込む中、いよいよ夜市が始まりました。

 

 

 

 

 

◆子供「ひもくじやってます!」

 

 

元気な呼び込みに引かれ、子供たちの出店には多くの人が訪れていました。その中には被災した地区の住民の姿も…

 

 

◆被災した田中地区に住む渡辺忠孝さん

 

「本当にうれしい。一生懸命にやってくれていて、とてもいい光景。私たち大人もこれからもこの佐賀関をずっと大事にしていきたいと改めて思う」

 

 

一方、こちらは縁起物の「たこびな」を買い求める人たちの行列です。

 

 

早吸日女神社にはタコにまつわる言い伝えがあることから、氏子青年会が販売していて、2026年は風車が頭についたデザインが特別に作られました。

 

 

◆たこびなを購入した人

 

「1時間位前から(並んだ)。かわいい。フォルムがすごい丸くて飾りたい」

 

 

「風車のバージョン。早く復興してほしいという気持ちも込めて今回買った」

 

 

およそ130個の用意されていた「たこびな」はわずか30分ほどで完売。売り上げは被災地支援に役立てられます。

 

 

◆たこびなを制作橋本康聖さん

 

「本当に言葉にならないくらい嬉しい。被災したところにまた元の様に人が戻ってきて、元のような形に戻れば一番」

 

 

 

 

 

日が落ち、境内でひときわ輝いていたのは復興への願いが込められた風車です。

 

 

幻想的に回る光景に多くの人が魅了されているようでした。

 

 

◆中津市から

 

「ここに住んでいる人たちの気持ちがすごく心に染みて、涙が出そう」

 

 

また、自分で作った風車を見つけた子供も…

 

 

◆佐賀関小学校2年生

 

「佐賀関頑張れって書いた。見つけられてよかった。うれしい」

 

 

にぎわいを見せた夜市。火災から8か月が過ぎた佐賀関は復興に向かって、一歩一歩、前へと進んでいます。

 

 

風車は8月中旬ごろまで境内に飾られるということです。

 

 

29日の祭り最終日には花火の打ち上げが予定されています。

 

 

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