佐賀関火災から半年 被災した漁師は火災の教訓語り継ごうと焼けた自転車を保管 大分
大分県大分市佐賀関で起きた火災から半年。
平穏な日常を一変させ、失われたものも多くありましたが、それでも佐賀関の人たちは立ち上がり、着実に前へと歩んでいます。
今回の火災では漁の道具を製造していた八潮工業も被災。被害は大きく、2026年3月末で会社は廃業となりました。
しかし、佐賀関の漁を長年支えてきた八潮工業の道具はいま、復活しようとしています。
愛用する漁師たちから多くの要望が寄せられたことから、県漁協佐賀関支店は八潮工業の社長だった木崎章二さんと協力して漁具製造に乗り出すことを決断。
支店の倉庫を作業場とするため、改修を進めていて、早ければ7月からの販売再開を目指しています。
◆県漁協佐賀関支店 佐藤京介 支店長
「漁協も漁具の製造は初めてでとにかく何も分からない。社長ともよく話をしながら、できるだけ漁師の期待に応えられるようなものを作っていきたい」
移り行く季節…漁師町にも少しずつ夏が近づいています。
佐賀関の人たちがいま取り組んでいるのが、2か月後の夏祭りの準備。祭りをカラフルに彩る風車の製作を進めています。
目標は1000個。風車には今後、作った人たちがメッセージも書く予定です。

16日、子供たちがアイディアを出し合っていたのは、夏祭りの夜市で自分たちが出す店についてです。
◆中学3年生
「佐賀関の人たちがどう楽しんでもらえるか、自分たちがどんなことしたいかというのを考えながらみんなで出し合った」
◆中学2年生
「(火事は)見たくなかった景色だったので、夜市では楽しい景色を見てほしい」
町が復興への歩みを進めるいま、未来を考えるきっかけになればと地元の有志で作る団体が小中学生に参加を呼びかけました。
2026年の夏祭りでは、地元を盛り上げようと奮闘する子供たちの姿も見られそうです。
