衆院選 連合大分 大分1区の候補者に推薦出さず 無所属前職と国民新人について傘下組織それぞれで活動へ
超短期決戦となる今回の衆院選。大分県の選挙区の構図などについてお伝えします。まず政局の変化をおさらいしたいと思います。
自民党は長年のパートナーだった公明と連立を解消し、新たに維新と手を組みました。また、立憲と公明は解散の直前に新党「中道改革連合」を結成しています。こうした変化が県内ではどう影響するのか注目されます。選挙区ごとにTOS佐野格記者が解説します。
【大分1区】
5人が立候補を予定しています。無所属の前職に4人の新人が挑む構図になりそうです。
無所属の前職・吉良州司さんです。
これまでは後援会のほか、野党系勢力が選挙戦を支えていましたが、その軸となっていたのが労働組合の連合大分です。しかし、今回は連合が支援する政党である国民民主党が堤淳太さんの擁立を決めました。このため今回は連合を中心とする野党系勢力がわかれて吉良さんと堤さんを支える構図へと変化します。
自民党の衛藤博昭さんは2回目の衆院選挑戦です。前回出馬した2024年とは異なり、高市政権の支持率は高く、これを追い風とできるかがポイントです。
そして、共産党の山下魁さんは今回が13回目の国政挑戦。政権の批判票の取り込みを目指します。
2025年の参院選で躍進した参政党からは野中しんすけさんが前回に続き出馬します。
参政党の勢いがさらに広がるのかどうか注目です。
1区は中道改革連合の候補者がいないため、公明党支持層の票の行方が注目されます。また、無党派層が多い都市部の選挙区であるため、こうした層から支持を得られるかが特に重要と言えそうです。
【大分2区】
こちらは与野党一騎打ちとなりそうです。
立候補を予定しているのは、自民党の前職・広瀬建さんと中道改革連合の前職・吉川元さんです。
前回の2024年の選挙は当時の自民党の前職を加えた三つ巴の戦いでしたが、無所属だった広瀬さんが、保守分裂の選挙戦を制しました。今回は自民党の公認候補として、保守勢力を結集して臨みます。
一方、立憲だった吉川さんは今回、中道からの立候補です。過去5回は比例復活での当選ですが、公明の支援も受けて悲願の小選挙区での初勝利を目指します。
【大分3区】
立候補を予定しているのは5人です。
自民党前職のベテランに女性の新人4人が挑みます。
自民党の岩屋毅さんは当選10回を誇ります。石破政権で外務大臣を務めるなど高い知名度を誇ります。
一方、小林華弥子さんは衆院選初挑戦となった前回は立憲の所属でしたが、今回は中道から立候補し、公明の支援も受けてリベンジを目指します。
参政党の野中貴恵さんは1区に立候補している野中しんすけさんの妻で、夫婦で力を合わせ、初当選を目指します。
保守党の岩永京子さんは、移民政策の見直しなどを訴えています。
無所属の平野雨龍さんは、安全保障の強化などを主張しています。
衆院選は来週27日公示、2月8日に投開票です。
