迫力の瞬間 造船所でタンカーの進水式 全長143m、総トン数は約1万2000t 大分県臼杵市

2025年12月11日 19:00更新

大分県臼杵市の造船所が製造したタンカーの進水式が行われ、多くの人たちが迫力の瞬間を見届けました。

 

 

 

◆TOS刀祢優月アナウンサー

 

「きょう進水を迎えた新たな貨物船・ジャスミントレーダー。 船に乗っている人が非常に小さく感じるほど大きな船体で、迫力があります」

 

 

進水式を行ったのは臼杵造船所です。

 

 

造船所では東京の海運会社からの発注で化学薬品運搬用のタンカーを製造。

 

 

全長143メートル、、総トン数はおよそ1万2000トンで「JASMIN TRADER(ジャスミントレーダー)」と名づけられました。

 

 

18個のタンクが備えられ、運搬可能な化学薬品はおよそ700種類に上るということです。

 

 

 

 

 

◆臼杵造船所 山本勇一社長

 

「生活に密接している貨物を運ぶ船なので、世界の海で活躍してもらいたい」

 

 

11日は関係者や地域の人たちなどが見守る中、進水式が行われました。

 

 

ロープが切られると、大きなタンカーはゆっくりと臼杵湾へと進み、海面に着水していました。

 

 

今後、内装工事などが行われたあと、タンカーは2026年3月に引き渡される予定です。

 

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