企業の寮や公営住宅への入居準備本格化 生活再建に向けて住民説明会 大分市佐賀関大規模火災から2週間
11月18日に大分市佐賀関で発生した大規模火災で被災した人たちを支援しようと、様々な企業が避難所で活動を行ってます。
◆TOS小野真奈美記者
「避難所にはきょうから大型の洗濯乾燥機6台を備えたランドリー車が設置されました」
長引く避難生活をサポートしようと、11月28日から「移動ランドリー車」を設置しているのはコインランドリー事業を手掛けるWASHハウスです。
この支援活動は県と2025年10月に結んだ協定に基づいて実施しています。
◆利用者
「こちらでタダで洗わせてもらえるので非常に助かっている」
「焼け出されてしまって(服の)洗い替えがない。極力毎日洗って次の日に着ないといけないから本当に助かる」
◆WASHハウス 経営企画部日高 和彦さん
「きれいな清潔な衛生面のいい環境で過ごしてもらえたら」
また、衣類の支援も。

被災地に支援広がる
11月30日、ユニクロを運営するファーストリテイリングでは被災地支援活動に取り組むNPO法人ピースウィンズ・ジャパンと共同で被災者に冬物およそ1000点を提供したということです。
さらに「食」を支援する企業も。
キッチンカーを出したのは宅配ピザチェーン店「ピザーラ」です。

1日は焼きたてのピザのほか、アップルパイも振る舞いました。
◆ピザーラ大分中央店福原拓海さん
「(店舗でも)なるべく温かい状態で届ける、渡すということをしているので、それをそのままできたらと思って来た」
企業が日々の営業の中で培ってきた技術やサービスは被災地支援でも役立てられています。
