約170棟燃えた大分市大規模火災 22日から自宅確認のため被災者をバスで送迎 規制線内に

2025年11月21日 19:20更新

大分市佐賀関で起きた大規模な火災は発生から4日目を迎えましたがいまだ鎮火には至っていません。

 

 

依然として多くの住民が避難生活を余儀なくされている今回の火災。

 

 

市は22日から被災者が規制線の中の自宅を確認できるよう、バスでの送迎を行うことを決めました。

 

 

 

 

 

◆TOS渡辺一平記者(21日午後4時ごろ)

 

「こちらの現場では山間からも消火活動が続けられています。奥の方を見てみますと焼け跡が広がっているのがわかります」

 

 

佐賀関の住宅街。建物は燃え、変わり果てた姿となっています。

 

 

離島を除いたエリアは火はほぼ消し止められた鎮圧状態となっていますが、鎮火には至っておらず消火活動が続いています。

 

 

11月18日に大分市佐賀関で発生した大規模な火災ではおよそ170棟が燃え1人が亡くなりました。

 

 

◆TOS刀祢優月記者

 

「今、警察車両が規制線の中に入っていきました。実況見分をするものと思われます」

 

 

警察と消防は、21日午前10時から火元とみられる住宅付近で実況見分を行っています。依然として住宅街の周辺には規制線が張られ自由に出入りすることはできません。21日正午時点で69世帯108人が避難生活を続けています。

 

 

 

 

 

こうした中、大分市は22日と23日の2日間、被災者を対象に、規制線の中の自宅を確認できるようバスによる送迎を行うことを決めました。

 

 

また、罹災証明書の発行も22日から実施できるように準備を進めるということです。

 

 

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