今季初「雪に関する気象情報」発表 寒気到来で灯油需要増 スキー場ではゲレンデ造り本格化 大分
約170棟の建物が焼け、甚大な被害が出ている大分市佐賀関の大規模な火災。
発生から2回目の朝を迎えた避難所に身を寄せる人達の表情には疲れの色が濃くなっていました。
◆避難している人
「(今は)食べるのが精いっぱい。髪を洗いたいとか体を洗いたい」
「洋服なんか全然何もない。これ着たまんまだから。ハンカチ一枚ない。運動に出てそのままの姿できたから」
◆TOS甲斐菜々子記者
「避難所となっている佐賀関市民センターには、こちら段ボールの簡易ベッドが昨夜、届けられました。これから希望者に配布されるということです」
長引く避難生活の環境整備のため設置されたのは段ボールベッド。午前中から市の職員などが協力して150台を組み立てました。
また、およそ2メートル四方の仕切り50個も運び込まれました。
◆避難している人
「(床は)体が硬くなる。ダンボールベッドができた方が楽。ありがたい。みんなが世話をしてくれて感謝している」

◆UMKテレビ宮崎 早瀬純哉記者
「こちらでは、具合が悪くなった人を対象に薬剤師が問診を行っている」
また、県薬剤師会は、20日、県と大分市からの要請を受けて、避難所にモバイルファーマシー=移動薬局車を派遣。
今回は地域の病院や薬局が機能しているため、医師の診断と処方が必要な薬は提供していませんが、解熱剤や湿布など21種類の薬が用意されました。
◆県薬剤師会 常務理事 原口 舞さん
「被災したことによって頭が痛い、夜眠れないとかそういった症状が出ている方。普段はお薬は必要ないが、環境が変わってこういう環境になったので、ちょっとした薬が欲しいという ニーズに応えられるよう薬剤師会として対応している」
