1.4キロ離れた離島にも火が燃え移る 焼損面積は少なくとも約5ヘクタール 大分市佐賀関大規模火災

2025年11月19日 09:30更新

大分県大分市佐賀関で発生した大規模な火事は一夜明けた19日午前9時現在も鎮火に至っていない状況です。

火は火災現場から海を挟んでおよそ1・4キロの距離がある離島にまで燃え移っていて、焼損面積は少なくともおよそ4.9ヘクタールに上っています。

火事は18日午後5時40分ごろ大分市の佐賀関で発生しました。

大分県などによりますと、住宅など建物170棟に延焼し、焼損範囲は約4.9ヘクタールに及んでいます。火は火災現場から海を挟んで約1・4キロの距離がある離島に燃え移っているほか、周辺の林野でも延焼が続いています。この火事で76歳の男性と連絡が取れなくなっているということです。

大分県は自衛隊の災害派遣に向けて調整を進めています。

また国はこの大規模火災について災害救助法の適用を決定しています。

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