「関あじ関さばがたくさんとれる漁具を」春ごろから漁具製造再開へ 大分市佐賀関大規模火災から3か月

2026年02月18日 18:50更新

2025年11月発生した大分市佐賀関の火災では、漁師の道具を作る会社も被災しました。

 

 

火災から3か月となり支援の動きも加速していて地元の漁協で春ごろの製造再開を目指しているということです。

 

 

 

◆県漁協佐賀関支店 佐藤京介支店長

 

「八潮工業の木崎社長に協力をもらって、漁協が漁具製造を行うという形になろうかと思います」

 

 

こう話すのは県漁協佐賀関支店の佐藤京介支店長です。

 

 

佐賀関の火災では漁の道具を製造していた八潮工業も被災。地元の漁師の多くが八潮工業の製品を使っていました。

 

 

漁師からの要望などを受け県漁協は佐賀関支店の倉庫で漁具の製造を再開することを2月決定。

 

 

八潮工業の木崎章二社長と佐賀関支店が協力して釣り針や重りなどの製造を行っていくということです。

 

 

 

 

 

◆県漁協佐賀関支店 佐藤京介支店長

 

「漁師さんはたぶん漁具も早く欲しいと思うし、関アジ関サバの町なので今後は漁具製造も力を入れて関アジ関サバがたくさんとれるような漁具を作っていきたい」

 

 

今後、倉庫の改修を行い製造に必要な器具をそろえ2026年春ごろには漁具の製造を再開したいとしています。

 

 

 

 

 

楽しそうな声が聞こえてくるのは、火災のあった地域のそばにある「ふれあいカフェ」です。

 

 

佐賀関の企業や病院、日本文理大学の学生などが運営しています。

 

 

学生たちが佐賀関名物の薄焼きを販売したり、スマートフォンの使い方講座などを行っていて地域の憩いの場となっています。

 

 

この日は、オープン2周年の記念イベントで、訪れた人に学生たちからお菓子がプレゼントされました。

 

 

カフェのスタッフの中には大規模火災で被災した人も。

 

 

山田保子さんは夫と2人で暮らしていた田中地区の自宅が全焼しいまは近くにアパートを借りて生活をしています。火災で肩を落としていましたが、ここに来ると元気をもらえると山田さんは話します。

 

 

◆自宅が全焼 山田保子さん

 

「結構最近、田中地区の人が利用している人が多い。(地区の人と)久しぶりに会って近況を話し合いながらそれは良かった。孫みたいな学生だけどきょうは授業がある?とか就職 決まったとか、そういうプライベートなことも聞いたりして。就職決まって良かったなあとか」

 

 

◆日本文理大学 野中朝光さん

 

「被災した人たちにもぜひここに気兼ねなく来てもらっていつも 通りの日常を味わってほしい」

 

 

小さなカフェに詰まったたくさんの笑顔。

 

 

ふれあいカフェは佐賀関の人が元気をもらえる場所となっているようです。

 

 

大規模火災から3か月、復興への歩みは始まったばかりですが固く結ばれた地域の絆が被災した人たちを支えています。

 

 

最新のニュース