「地元がどれだけ踏ん張れるか」能登半島地震の教訓学ぶ研修会 自治体トップなどが参加 大分

2025年10月29日 19:10更新

能登半島地震を教訓に大規模災害への対応能力を高めようと、自治体のトップなどが参加する研修会が大分県大分市で行われました。

◆石川県前副知事西垣淳子さん

「これだけの災害があると現場の力、地元にいる人が最初どれだけ踏ん張れるかが本当に生死を分けると感じた」

この研修会は大規模災害が発生した時に迅速な対応に繋げようと県が毎年行っているものです。

29日は県内の各市町村のトップや幹部職員など合わせておよそ370人が参加。

研修会では2024年の能登半島地震の時に石川県の副知事として災害対応にあたった西垣淳子さんが当時の経験談や課題を語りました。

西垣さんは大規模災害時でも円滑に機能する組織を事前に準備する必要性や、被災した地域を視察する職員が現地の課題を発見する能力を日ごろから高めておくことの大切さなどを訴えていました。

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