地元雇用を促進 国東市で約40社が参加し新団体を結成 労働現場の人手不足解消を 大分
高値が続いてるコメについてです。
高市内閣の鈴木農水大臣が意欲を示しているのが「おこめ券」です。
一体どういうものなのか、また、いま大分県内で新米はいくらで販売されているのか取材しました。
鈴木農水大臣が早期の導入を目指しているのが「おこめ券」。政府はこれまで、コメの価格対策として備蓄米の放出を行ってきましたが、鈴木農水大臣は「おこめ券の方がスピーディー」だとして、早期に実施する考えを示しています。
◆鈴木農水相(10月23日)
「年内に届くかどうかは、国会のスケジュールを見てみないと分かりません、今まさにすぐにあすにでもこれは対応すべき話だというふうに私は認識をしております」
おこめ券の対象は子育て世帯と高齢者などを想定しているといい鈴木大臣の手腕が問われます。
新たな対策が打ち出されようとしていますがコメの価格高騰は止まりません。
県内のスーパーでもコメの価格の高騰は続いています。
◆TOS梅田雄一郎記者
「こちらはスーパーのコメコーナー、棚には新米がずらりと並んでいます。しかし、価格を見てみますと5キロで5000円前後と以前より高くなっています」
農水省によりますと10月19日までの1週間に全国のスーパーおよそ1000店舗で販売されたコメ5キロの平均販売価格は4251円で5週ぶりに上昇しました。
新米が出回り始め販売される備蓄米が減っていることから価格が上がっているということです。
◆春日浦フードスタジアム今冨恵伍さん
「去年と比べて新米の価格はだいたい1.3倍から1.4倍 に値段が上昇しています。(消費者にとっては)安ければ安いほどいいんでしょうけど新米の価格は落ち着かないと思うのでこのまま高い値段でいくと思われる。天候不順と、需要が伸びているのでそれが合わさって(価格高騰)になったのじゃないかと思う」
こちらでは「大分こしひかり」が5キロで税込み5074円。
5000円を超える商品が目立ち、物価高に悩む消費者にとって苦しい状況が続きます。

◆客
「あまりコメを食べなくなりました。高くなったので。うどんとかパンが活躍しています」
◆客
「出来ればもう少し安くなって欲しい。でも農家さんのことを考えるとこのくらいがいい値段かな」
日本人の主食として欠かせないコメ価格高騰対策としておこめ券の行方に注目です。
鈴木農水大臣が導入に意欲を示しているおこめ券なんですが、インターネット上では「子育て世帯と高齢者だけは不公平だ」などと批判の声も挙がっています。
今後、実現するかどうかも含めどのような動きになっていくのか注目です。
