起源や由来が謎に包まれた国東市の奇祭“ケベス祭” 観客を魅了「クレイジーだ」大分
災害時に配慮が必要な高齢者や障害者を受け入れる「福祉避難所」を円滑に運営するための訓練が15日、大分県中津市で行われました。
この訓練は2024年の能登半島地震で福祉施設が被災し、福祉避難所の開設が困難となったことを教訓として、中津市の7つの施設が合同で行ったものです。
訓練は線状降水帯が発生し、山国川が氾濫するおそれがあるという想定で行われ、川のそばにある施設の高齢者などは車で、浸水のおそれがない施設まで移動。
移送先の施設に開設された福祉避難所では職員たちが問診や部屋への誘導などの手順について確認していました。
◆県福祉保健部 吉村一彦さん
「南海トラフ地震に備えて、県内での自治体同士での広域の連携といったところにもつなげていけたら」
県は、県内の施設がこうした訓練を行うことを支援していて、2025年度中に大分市や津久見市でも実施されるということです。