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芸術の秋、アートに関する話題です。
大分県由布市では今、大分市出身の現代美術家・チョン・ドンジュさんの作品展が開催されています。
チョン・ドンジュさんは力強さと繊細さを兼ね備えたタッチで描かれる絵画や墨象画と呼ばれる墨を使った作品が特徴的な、大分市出身の現代美術家です。
チョンさんの作品展が11日から由布市湯布院町のギャラリー2か所で始まり、新作を中心に約50点が展示されています。
長年、自然を描いてきたチョンさんですが、題材としてきたものの1つが「さざ波」です。
これまで青で描いてきた「さざ波」ですが、今回は表現が難しいという黒を使って描くことに挑戦しました。
◆チョン・ドンジュさん
「漆黒の黒を使ったのは初めてですので、そういう意味ではまた改めて勉強させていただきました」
チョンさんは絵画だけではなく書の作品も手掛けていて、TOSが開局55周年を記念して制作した時代劇ドラマ「はぐれ鴉」では題字を担当しました。
独特の書体のこちらの作品は韓国語で「愛」を意味する「サラン」を繰り返し書いています。
◆チョン・ドンジュさん
「墨の文化はすごくシンプルで学ぶことが多くて、奥が深いのでずっと続けたいと思っています」
チョン・ドンジュさんの作品展は11月9日まで開催されていて、入館は無料となっています。