車で海に誤って転落した高齢の夫婦にライフジャケットを投げ渡す 男性などに感謝状「とっさに判断」大分
ポスト石破を選ぶ選挙戦がいよいよスタートしました。
自民党の総裁選が22日告示され、5人が立候補しました。
大分県内でも投開票に向けた作業が進む中、どの候補者が石破総理の後任にふさわしいのか街頭で聞きました。
◆総裁選挙管理委員会 逢沢一郎委員長
「自由民主党総裁選挙を告示いたします」
石破総理大臣の退陣表明に伴う自民党の総裁選が22日告示されました。
党本部では午前10時に届け出の受け付けが行われ、5人が立候補しました。
立候補したのは届け出順に、小林鷹之氏、茂木敏充氏、林芳正氏、高市早苗氏、小泉進次郎氏の5人です。
5人は、午後から演説会に臨み、自身の掲げる政策を訴えて12日間の選挙戦をスタートさせました。
◆TOS刀祢優月アナウンサー
「きょう告示された自民党総裁選。 県民の皆さんは誰に選ばれてほしいのか100人に聞きました」
◆高市氏を支持
「男女の差別とかなくなるかもしれない」
◆高市氏を支持
「新しい女性の目線で話をしてもらえたら」
◆小泉氏を支持
「やってくれそうな気がする。若いし、お父さんもついていたしね」
◆林氏を支持
「海外でピアノを弾いていたのがすごく(記憶に)残っていて、多趣味で社交性がある人だと思って選んだ」
県民100人に聞いた結果、高市氏を支持する人が最も多く41人。
次いで、小泉氏が38人、林氏が11人などとなりました。
国会議員票と党員票を合わせて争われる今回の総裁選。
県連では22日投票権を持つ党員と党友、あわせて1万4538人に対し投票用の往復はがきを発送する作業が行われました。
◆自民党県連総裁選挙管理委員会 志村学委員長
「いずれにしても少数与党なので他党との連携をしながら具体的に政策を決めていかなければいけないので、自民党もやはり変わっていくというふうになるべきだと思っている」
県連では、投開票日の10月4日に開票作業を行い、 党本部に結果を報告するということです。
一方、野党第一党の立憲民主党・吉田忠智県連代表は自民党の総裁選について「しっかり議論し、国民のための政治をしてほしい」と指摘。衆議院、参議院ともに少数与党であることについて「各候補がどのように野党に協力を求める考えなのか注目している」と話しています。
自民党総裁選について県選出の国会議員の動向を見ていきます。
石破政権で外務大臣を務める岩屋毅氏は、今回の5人の候補の誰の推薦人にもなっていません。
どの候補者に投票するかは「各候補者の論戦をじっくり聞いて判断したい」と話しています。
また、古庄玄知議員は総裁選の選挙管理委員会のメンバーであるため、推薦人にはなっていません。
一方、広瀬建議員は、いとこにあたる林芳正氏の推薦人を務め、「海外と渡り合えるリーダーを選ぶにあたり、 経験と実績のある林候補を応援したい」と話しています。