異例…長引く暑さ 日田市で60日目の猛暑日「36.0度」観測 年間最多記録を再び更新 大分

2025年09月09日 18:15更新

9月に入っても暑い日が続いています。

 

 

日田市では9日も最高気温が35℃以上を観測し、県内の猛暑日の年間最多記録を再び更新しました。

 

 

異例の猛暑で洋服や家電など、秋の商戦にも異変が起きているようです。

 

 

 

◆女性

 

「めっちゃあつい。もう嫌歩くの」

 

 

日田市では9日最高気温が36.0度となり、2025年60日目の猛暑日となりました。県内で1年間に観測された猛暑日は2024年の57日が最多で2025年は9月6日にその記録を超えましたが、9日さらに更新となりました。

 

 

9日は犬飼と竹田でも猛暑日を観測しましたが10日と11日は猛烈な暑さは落ち着く見込みで県内広い範囲で雨となる予想です。

 

 

こうした長引く暑さの影響でデパートの売り場にも異変が…

 

 

◆TOS甲斐菜々子記者

 

「例年であれば長袖 秋服に入れ替わっている時期なんですが、ことしは半袖の商品がまだまだ並べられています」

 

 

トキハ本店のこちらの婦人服店では例年9月に入ったタイミングで店頭の夏服の割合を減らして1割ほどにしますが、2025年は暑さの影響から需要を見込んで3割以上は夏服を販売しています。

 

 

また、人気なのが半袖で「秋色」を取り入れた商品です。

 

 

 

 

 

◆トキハ本店アシスタントバイヤー片山 美香さん

 

「暑いけど秋のトレンドを取り入れたいというご要望に対応して、袖は短いが色で秋色と言われるくすみカラーだったり深みのある色味の色をそろえている」

 

 

トキハ本店では例年、8月いっぱいで縮小する日傘売り場でも商品数を減らさずに販売を行っていました。

 

 

2025年は9月に入っても日傘を買い求める人が多く例年と比べて1.5倍ほどの売り上げがあるということです。

 

 

◆TOS渡辺一平記者

 

「厳しい残暑が続く中、こちらの家電量販店では9月に入ってもエアコンなどが売れ続けています」

 

 

異変は家電量販店にも。

 

 

9月に入っても暑さが続いていることから大分市の家電量販店では、エアコンや扇風機など夏の商品が売れ続けています。

 

 

◆ケーズデンキ 春日浦店佐藤孝俊さん

 

「お盆を過ぎたあたりから徐々に落ち着いてくるが、まだ9月に入ってからエアコンの買い替えを検討している客が多く来ている」

 

 

猛烈な暑さは9日で落ち着きますが、10日以降も平年より気温が高い日が続く予想で夏の季節商品を販売する熱気も、もう少し続きそうです。

 

 

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