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大分県に1000万円を寄付した大分市の男性が紺綬褒章を受章し、8日県庁で式典が開かれました。
男性は今回を含めてこれまで県や大分市に3500万円を寄付しています。
紺綬褒章を受章したのは学校やスポーツ施設で使う防球ネットなどを製造する会社の会長幾留勲さんです。
紺綬褒章は公益のために私財を寄付した個人や団体に贈られます。
幾留さんは2024年10月に県に1000万円を寄付し、8日は県庁で受章式が行われました。
寄付した1000万円は大分市の大分工業高校でフライス盤と呼ばれる金属を加工する機械の導入に役立てられました。
これまで学校で使っていたものと比べて安定性や操作性が高いということです。
◆大分工業高校 機械科2年川尻翔大さん
「他のフライス盤とは使いやすさが違う。新しい(フライス盤)が来て気持ちも新たに変わった」
◆紺綬褒章を受章した幾留勲さん(89)
「余裕があれば社会に還元しようという気持ちをいつも持っている。若い学生から育てていかなくてはならないと常に思っているのでそういう気持ちで産業教育に奉仕させてもらった」
幾留さんはこれまでも県や大分市に対して3回に渡り総額2500万円の寄付をしていて県内の教育施設の整備やひとり親家庭への支援などに役立てられているということです。