50代男性がSNSで知り合った“シンガポール出身女性”からロマンス詐欺「あなたと仲良くなりたい」大分

2025年08月26日 14:00更新

大分県竹田市に住む50代の男性がSNS型ロマンス詐欺で、合計約120万円をだまし取られる被害にあったことがわかりました。

警察によりますと、2025年5月9日、男性がTikTokを閲覧していたところ、気に入った投稿があったことから、その投稿にメッセージを送信しました。

すると、シンガポール共和国出身の女性を名乗る人物から「あなたと仲良くなりたい。一緒に旅行に行きたい」などと返信があり、その後、LINEでやり取りを始めました。

男性は、その人物から「暗号資産で投資をすると大きく利益を得ることができる。私を信じて投資しないか」などと言われ、そのことを信じた男性は、指示されたアプリをダウンロードし、購入した現金45万円分の暗号資産をその人物が指定するアカウントに3回にわたって送金し、約45万円の暗号資産をだまし取られる被害にあったということです。

さらに6月7日、男性の携帯電話に、シンガポール共和国出身の女性を名乗る別の人物から、Facebookのダイレクトメッセージが届き「友達になりませんか。あなたと仲良くなりたい」などと言われ、その後、LINEでやり取りを始めました。

男性は、そのシンガポール共和国出身の女性を名乗る人物から「暗号資産で投資をすれば利益を得ることができる。一緒に投資をしましょう」などと言われ、そのことを信じた男性は、その人物から指示されたアプリをダウンロードし、購入した現金75万円分の暗号資産を指定されたアカウントに3回にわたって送金し、約75万円の暗号資産をだまし取られる被害にあったということです。

警察は「SNSで知り合った相手から投資を勧められるのは詐欺の手口。お金を振り込む前に家族や警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。

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