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自民党の高市早苗総裁と公明党の斉藤鉄夫代表との連立をめぐる協議の結果、公明党は連立政権から離脱する方針を決めました。
四半世紀を超える両党の連立解消に、大分県内の関係者からも驚きと戸惑いの声が聞かれました。
自民党の高市総裁と公明党の斉藤代表は、午後2時前から国会内でおよそ1時間半、党首会談を行いました。
連立の継続をめぐり公明党側が企業・団体献金の規制強化を求めたのに対して自民党側がどう回答するかが焦点となっていました。
協議のあと公明党の斉藤代表は記者団に対し、連立政権から離脱すると表明しました。理由については自民党の回答が不十分であったことなどを上げてます。
県内の政党関係者の受け止めです。
自民党県連の阿部英仁会長はTOSの取材に対し「予期せぬ出来事で青天のへきれき。新総裁を選んで数日が経つが、多難な船出になった」と話しました。
その上で、「今の段階では県内の公明党とはこれまで通り連携を取りながらやっていく」としています。
公明党県本部の吉村哲彦幹事長は「斉藤代表に一任したのは我々。党員から色々な声が出てくるだろうが対応を検討したい。選挙協力については代表の方針を重く受け止める」と話しています。
一方、立憲民主党県連の吉田忠智代表は会見を開き、野党が結束しての政権交代に意欲を示しました。
◆立憲民主党県連 吉田忠智代表
「公明党さんも含めて政治を変える大きなチャンスがきた。ほかの野党の皆さんとも協議して、(臨時国会の)首班指名で野党が一致する方を総理大臣として指名できるように」
自民党と公明党は1999年の小渕政権の時から26年にわたり政権の座にあるときは連立を組んできましたが、解消が決まりました。
公明党は今後の選挙協力に関しても白紙にするとしていて県内での各種の選挙にも影響を及ぼしそうです。