NTTファイナンスを名乗る男「契約金の未払いがある」70代女性が80万円の架空料金請求詐欺被害 大分

2025年08月18日 13:55更新

大分県玖珠町に住む70代の女性が80万円をだまし取られる架空料金請求詐欺の被害にあったことが分かりました。

警察によりますと8月10日ごろ、女性は自分のスマートフォンにNTTファイナンスから「未払いがある」などと届いたメールに記載のあった「+」(プラス)から始まる電話番号に電話をかけましたが、電話は通じませんでした。

その後、NTTファイナンスの職員を名乗る男から電話があり「あなたには契約金の未払いがある。電子マネーカードで支払いが出来るので、コンビニで購入して、カードの番号を教えて。返金出来るかもしれないから、一旦送って欲しい」などと言われ、指示通りにコンビニで電子マネーカードを購入し、その利用番号を男に電話で伝えました。

その後、再び「+」から始まる電話番号から電話があり、さきほどのNTTファイナンスの職員を名乗る男や内閣セキュリティセンターの職員を名乗る男から「他にも契約金の未払いがある」などと言われ、女性は電子マネーカードを購入し、そのカードの利用番号を内閣セキュリティセンターの職員を名乗る男に電話で伝え、複数回にわたり、合計80万円の電子マネーカードの利用権をだまし取られる被害にあったということです。

警察は「未払い金を電子マネーカードなどで請求するのは、詐欺の手口。電話やメールがあれば、周りの人や警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。

最新のニュース