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2025年4月、大分県大分市都町の路上で男性が現金などを盗まれその後暴行を受けた事件で、23歳の男に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
窃盗の罪で有罪判決を受けたのは大分市の元飲食店従業員・井餘田龍明被告23歳です。
判決などによりますと、井餘田被告は2025年4月、大分市都町の路上で男性看護師の背後から近づき、現金48万5000円などが入ったリュックサック1つを取り上げて盗んだとされています。
23日開かれた判決公判で大分地裁の北島聖也裁判官は、「被害者が背負っていたリュックサックを後ろから掴み、無理やり取り上げたのは危険で被害額も高額」などと指摘、その一方で「知人が盗撮されたと勘違いして犯行に及んでいて典型的なひったくり事案とは違う被害相当額も弁償している」などとして井餘田被告に懲役1年2か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
弁護側は控訴しない方針です。
この事件を巡っては15歳の少年と16歳の少女が傷害の疑いで書類送検されていましたが、大分地検は23日付けでこの2人を傷害や暴行の非行内容で大分家庭裁判所に事件送致したということです。