ごみ収集業務を巡る官製談合事件 元部長に罰金100万円の有罪判決 大分県大分市

2025年07月22日 11:50更新

大分市のごみ収集業務を巡る官製談合事件の裁判で、大分地裁は市の元部長に罰金100万円の有罪判決を言い渡しました。

 

 

 

官製談合防止法違反などの罪で有罪判決を受けたのは大分市の元環境部長池永浩二被告62歳です。

 

 

判決によりますと、池永被告は2022年7月に行われた大分市のごみ収集業務の入札でほかの職員と共謀し、受注業者側に予定価格を事前に教え落札させたとされています。

 

 

 

 

 

22日の判決公判で辛島靖崇裁判長は「適正に入札に関する職務を行う義務があったが前例を踏襲し、犯行に関与。入札の公正をないがしろにした」などと指摘。一方で「業者より下の立場で犯行に関与している」などとして求刑通り罰金100万円の有罪判決を言い渡しました。

 

 

弁護側は控訴しない方針です。

 

 

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