高校生の企業合同説明会 観光や福祉、建設分野など33社が参加「人手が追いついていない」大分
本格的な夏を迎えていますが最近増えているのが海や川での事故です。
大分県宇佐市の小学校では児童たちが着衣泳を体験し自ら身を守る方法を学びました。
全国各地で発生している海や川での事故。
7月5日には神奈川の海水浴場で男子中学生3人が溺れ1人が亡くなりました、
日本赤十字社によりますと県内では2024年、海や川などで28件の事故があり小学生1人が亡くなっています。
こうした水難事故から命を守るため日本赤十字社県支部は8日宇佐市の小学校で着衣泳の講習会を開きました。
5年生が服や靴を身に着けてプールに入り水中での動きづらさを体験。
指導員から、溺れそうになった時は慌てないことや口や鼻を水面から出して浮く方法などを学びました。
◆TOS山路謙成記者
「ランドセルや靴、そして長靴な ど子どもたちの身の回りにある物でも水難救助の役に立つ」
児童たちは助けを求める人を見つけたら自ら水に入るのではなく近くにある浮きそうな物を投げてあげることが大切だと学んでいました。
◆児童
「親が近くにいないときでも絶対に溺れないようにして、もし溺れた時もきょう教えてもらったことを実際に生かしていきたい」
もし海や川で溺れそうになった時大切なのが「慌てないこと」です。
日赤県支部によりますと、海や川では体のおよそ2パーセントから4パーセントの部位は水に浮きます。
波や流れがあってもまずは慌てずに落ち着いて鼻と口を水面から出すように姿勢を整えます。
体力を温存し救助を待つことが大切だということです。そして溺れている人を見つけて救助する時は必ず「陸から救助する」ことが大切です。
自分も水に飛び込んでしまうと事故にあう可能性があるので、浮きそうなものやロープなどを投げ入れ溺れている人を浮かせて救助隊を待つことが大切だということです。