「選挙の応援の見返りに…」入札妨害事件で再逮捕された前大分市議 容疑認める 業者の男とともに送検

2025年06月18日 19:00更新

大分市が行った入札を巡り、再逮捕された大分市議だった男が「選挙の応援の見返りに予定価格を漏らした」という趣旨の供述をしていることが分かりました。

 

 

◆TOS荒木崇史カメラマン

 

「再逮捕された山本容疑者を乗せた車両がこれから大分地検へと入っていく」

 

 

公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕・送検されたのは、大分市議会議員だった山本卓矢容疑者45歳です。

 

そして、大分市の造園業「新名緑化」の社長・新名公明容疑者58歳も逮捕され、18日送検されました。

 

 

 

警察によりますと、山本容疑者は2024年4月、大分市の指名競争入札で、市の職員から聞き出した非公表の予定価格数件を新名容疑者に教え、このうち1件を落札させた疑いが持たれています。

 

 

警察は2人の認否を明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと、山本容疑者は「選挙の応援の見返りに予定価格を漏らした」という趣旨の供述をしていて、容疑を認めているということです。

 

 

議員と業者による癒着は長年行われていたのか。警察が捜査を進めています。

 

 

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