4月の県内企業倒産に伴う負債総額 3年半ぶりに30億円上回る 大分
先日のゴールデンウイークではいろいろな場所へ足を運んた人も 多かったのではないでしょうか。
そんな時についやってしまう「忘れ物」。
JR大分駅では忘れ物をいち早く持ち主に届ける便利なシステムを導入していて、好評のようです。取材しました。
最近、忘れ物しましたか…?街の人に聞きました。
◆男性
「新幹線で携帯を無くした」
「駅員さんに声をかけて『無くしたんですけど』と言ったらすぐ届けてくれた人がいてそれで取り戻した」
◆男性
「電子タバコだったりお土産を電車の中に忘れてしまった」
「お土産は駅員さんに聞いたら大分駅で保管していますという ことだったので取りに行ったんですけど電子タバコの方はわからなかった」
このように発生しがちなのが「駅や電車内での忘れ物」です。
そこで訪れたのが通勤通学や観光客などで1日におよそ1万7000人が利用するJR大分駅。
改札口の奥にあるのが…
◆JR九州 大分駅鉄道係 田中翔太さん
「こちらが大分駅の忘れ物の保管場所です」
こちらでは大分駅などで見つかった落とし物を日付ごとに保管していて、1日に平均100件ほどの落とし物が届くそうです。
5月9日のロッカーをのぞいてみると…財布や鍵、イヤホンなどのほか、子供用の靴までありました。
これまで忘れ物の対応は駅の窓口か電話に限られていました。
そんな中で大分駅が導入したのが…
◆TOS 刀祢優月アナウンサー
「LINEひとつで簡単に落とし物を検索できるようになりました」
LINEを使い、落とし物を探すことができるシステム、「落とし物クラウドfind」です。
LINEで忘れ物の特徴を入力するとJR九州全体のデータベースに情報が送られ、AIが選んだ条件に合う忘れ物が画面上に表示されるという仕組みです。
これによって24時間、忘れ物に気づいたその場で簡単に検索できるようになりました。
JR九州によりますと、導入後は社員の作業効率が上がっただけでなく、落とし物の返還率は10%台から25%程度までアップしたということです。
また、利用客からも「LINEで簡単に検索できてありがたかった」といった声もあるそうです。
◆JR九州 大分駅鉄道係 田中翔太さん
「忘れ物が発生した際はfindチャットを利用して忘れ物を探してみてください」