現職破った新市長 副市長人事提案も反対多数で否決 冨高市長「自分の提案の仕方を反省」大分県佐伯市

2025年05月09日 18:20更新

4月の佐伯市長選で現職を破り初当選した冨高国子新市長は市の元職員2人を副市長に起用する人事案を9日の市議会に提出しました。

 

しかし、いずれも反対多数で否決されました。

 

 

 

9日開かれた佐伯市議会の臨時会。

 

 

4月の佐伯市長選で初当選した冨高国子市長は、副市長に、市の元職員である柴田真佑氏と野々下留美氏の2人を起用する考えを示していました。

 

 

しかし、9日の臨時会では2人が選挙戦で冨高市長を支援したことや、国や県とのパイプが乏しいなどと手腕を疑問視する声が相次ぎ議会は紛糾しました。

 

 

 

 

 

その後、行われた記名投票の結果、2人を副市長に起用する人事案については、いずれも反対多数で否決されました。

 

 

◆冨高国子市長

 

「自分の提案の仕方の反省をしているところ。佐伯市民が喜ぶ人を、佐伯市民のために動ける人を議会の方々の意見を聞きながら調整して、また提案をしていきたい」

 

 

今後の副市長人事は白紙だということです。

 

 

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