【独自】運動部顧問の高校教師 部費を流用 国際大会出場する卒業生に横断幕作成 別の学校の生徒指導にも
女子生徒にわいせつな行為をしたとして、大分県内の私立高校の男性教師が2024年、懲戒解雇されていたことがTOSの取材で明らかになりました。
公立学校の教師が懲戒処分を受けた場合は公表されますが、私立の学校の処分については各校の判断に委ねられていて今回の処分については公表されていません。
大分県教育委員会などによりますと2024年度、県内ではあわせて5人の教師が生徒へのわいせつ行為などで懲戒免職や懲戒解雇の処分を受けています。
このうちの4人は公立学校の教師で、県教委は処分について公表しています。
残る1人については公表されていませんが、県内の私立高校に勤務していた20代の男性教師であることがTOSの取材で明らかになりました。
勤務していた私立高校によりますと、この教師は女子生徒にわいせつな行為をしたとして、2024年4月に懲戒解雇となり、8月に県教委から教員免許を取り上げられたということです。
私立高校の処分について、県の学事・私学振興課は「公表するかどうかは学校が決める」としています。
TOSの取材に対し高校は「県には報告していて、報告義務は果たしている」と説明しています。