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大分県内に住む30代の韓国人女性が、韓国の警察官などをかたるオレオレ詐欺の被害に遭い、およそ80万円をだまし取られました。
大分県警によりますと4月3日、県内在住の韓国人女性の携帯電話に「ソウルの警察官」を名乗る男から連絡がありました。
電話では「逮捕した者の所持品からあなた名義のキャッシュカードや通帳などが出てきて、出入国違反などの容疑がかかっている」と言われたということです。
そして、送られてきたメールに記載されたURLを開くと、「韓国の警察署」をかたる偽のホームページに接続し、フォームに名前を入力すると、女性への「令状」が表示されました。
その後も警察や検事を名乗る男とのやりとりが続き、「50万円を払えば逮捕しない。容疑が晴れれば金は後で返す」などと言われ、女性は指定された口座に現金を振り込んだということです。現金は4月4日と9日の2回、あわせて77万円を振り込み、だまし取られました。
県警は「母国の警察を名乗る電話であっても、金を要求された場合は詐欺を疑い、一度電話を切って家族や身近な人、最寄りの警察に相談してください」と、外国人でも特殊詐欺に注意するよう呼びかけています。