消防士が仮眠時間にアプリで配信「業務怠った」杵築速見消防組合が懲戒処分 パワハラで停職や減給も 大分

2025年03月28日 12:30更新

杵築速見消防組合は28日、勤務時間中にライブ配信を行った消防士など職員あわせて3人に対し、懲戒処分を行ったと発表しました。

杵築速見消防組合によりますと、日出消防署の30代の男性消防士長は2024年5月から12月までの間、仮眠の時間にスマートフォンのアプリを使い、ライブ配信を行いました。

趣味のキャンプに関する内容で、消防士であることは明かさなかったものの、署内の会議室や仮眠室などを使っていたということです。1時間程度の配信を月4回ほど行っていました。

消防士長は「仮眠時間であれば問題ないと思っていた」などと話していたということですが、消防組合は仮眠時間も勤務中にあたり、「業務を怠った」として、28日付で戒告の懲戒処分を行っています。

このほか、40代の男性消防司令補が部下に威圧的な言動をしたほか、飲み会の場で同僚をつねるなどのパワハラを行っていたとして停職1カ月。また、50代の男性消防司令補が嫌いな部下や同僚に対して直接、連絡や指導をしないなどの嫌がらせを繰り返していたとして、減給10分の1・1カ月の懲戒処分を受けています。

 

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