多くの小学校で卒業式 大分市の小学校では142人が晴れの日
大分市は21日、有害鳥獣対策を行っていた際に、ぼやを起こしたと発表しました。
カラスを追い払おうと、ロケット花火を打ち上げたところ、枯れ草に引火したということです。
ぼやが起きたのは大分市上戸次の嶺地区です。
大分市によりますと、21日午後2時20分ごろ、市の職員2人と委託業者2人が有害鳥獣対策でこの地区を訪れていました。
カラスを追い払おうと、ロケット花火を使用しましたが、火をつけた際に周辺の枯れ草に燃え移ったということです。
気がついた職員が119番通報するとともに、全員で周辺の農業用ハウスから水を「バケツリレー」で運び、消火活動を行いました。
消防が到着するまでに火は消し止められましたが、このぼやにより、およそ19平方メートルが焼けたということです。
原因について市は、ロケット花火を打ち上げた際に、上空でカラスが逃げる様子に全員が気を取られて気がつくのが遅れたほか、消火用の水を用意しておらず、初期消火も遅れたとしています。
市は今後、周囲に燃えやすいものがないかの確認を徹底し、消火用の水を用意しておくなど再発防止に努めるということです。