【独自】詐欺の疑いで逮捕された大分県警の巡査の女(27)「口座作るように言われた」本部長が謝罪

2025年03月10日 18:20更新

詐欺の疑いで逮捕・送検された大分県警の巡査の女が「金を借りた相手から口座を作るように言われた」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。

 

 

また、この事件を巡って10日、県警のトップの本部長が県議会で謝罪しました。

 

 

 

詐欺の疑いで逮捕・送検されたのは大分東警察署生活安全課の巡査安達明音容疑者27歳です。

 

 

警察によりますと、安達容疑者は2024年12月、他人に譲渡する目的で金融機関の口座を開設し、キャッシュカードなどをだまし取った疑いが持たれています。

 

 

警察の調べに対し、安達容疑者は容疑を認めているということです。

 

 

また、捜査関係者によりますと、安達容疑者には借金があり、「金を借りた相手から口座を作るように言われた」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。

 

 

この口座は特殊詐欺事件に利用され、数百万円が入金されていて、警察は引き続き事件の全容解明に向け、捜査しています。

 

 

 

 

 

◆県警・幡野徹本部長

 

「本県警察官を口座詐欺事件の被疑者として逮捕するに至った。県警察に対する信頼を著しく損なうものであり、大変申し訳なく思っている」

 

 

この事件を受け、県警の幡野徹本部長は10日の県議会の一般質問の中で謝罪しました。

 

 

その上で、「捜査を徹底し、厳正に対処するとともに、職員一丸となって信頼回復に取り組む」などと述べました。

 

 

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