大分県内で積雪 交通機関に影響も あすも厳しい寒さ続く見込み

2025年02月08日 17:30更新

強い寒気の影響で、8日も大分県内は北部と西部を中心に平地でも雪が積もりました。

大雪のおそれはなくなりましたが、9日にかけては平年より気温がかなり低くなる見込みで水道管の凍結に注意が必要です。

午前7時半頃の国東市内は降り続く雪であたり一面が真っ白に。

気象台によりますと九州北部の上空に氷点下12度以下の強い寒気が流れ込んだ影響で県内は北部と西部を中心に平地でも雪が積もりました。

国東市内の自動車販売店では雪かきに追われるスタッフの姿が。

ーー従業員

「けっこう降って大変危ない感じなので大変。とても疲れます」

県内では日田市と国東市武蔵で3センチの積雪を観測しています。

また、8日朝の最低気温は由布市湯布院で氷点下6.3度、玖珠で氷点下5.8度大分でも氷点下1.4度など全域で0度を下回る冬日となりました。

ーー日田市民

「本当久しぶりですよね。こんなに降ると思わなかった」

交通機関への影響です。空の便は大分空港を発着する一部の便で遅れが出ました。

県内の高速道路には現在通行止めの区間はありません。

JRは雪の影響で日豊本線と久大本線で運休や遅れが相次ぎました。現在も久大本線ではダイヤが乱れています。

県内の広い範囲に発表されていた大雪注意報は8日午前に解除され、大雪のおそれはなくなりました。ただ、9日にかけては気温が平年よりかなり低くなる予想です。最低気温は日田で氷点下4度中津や佐伯で氷点下2度などと予想されています。

気象台は水道管の凍結に注意するよう呼び掛けています。

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