大分東明 大接戦も初のベスト4進出ならず 全国高校ラグビー大会準々決勝
プロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから3位指名を受けた大分県の狩生聖真投手(佐伯鶴城)。
将来の活躍が楽しみな狩生投手が、今回人生初の「あるロケ」に挑戦しました。実は、指名直後の会見で語った「ある一言」が全てのきっかけでした。
◆狩生聖真投手
「埼玉西武ライオンズから3位で指名をいただいた佐伯鶴城高校の狩生聖真です。お願いします」
◆TOS藤村晃輝アナウンサー
「ドラフト会議も終えてこの1か月半ぐらいの日々はどうでしたか」
◆狩生聖真投手
「話してくれる方も増えて、日に日に実感がわいてきている感じです」
佐伯鶴城高校の狩生聖真投手は身長186センチの高さから繰り出す最速150キロのストレートが持ち味の大型右腕。
10月のドラフト会議で埼玉西武ライオンズから3位で指名を受けました。
野球選手と話すときは“グラウンド”というのが当たり前かもしれませんが、今回は場所が違います。それには理由がありました。
ドラフト会議当日。指名を受けた直後の会見、最後の場面のことでした。
初ロケのきっかけとなった会見での一幕「ラーメンを食べたい」
◆TOS藤村晃輝アナウンサー
「きょうのこの指名で一息つけると思います。いま何を一番食べたいですか」
◆狩生聖真投手
「ラーメンを食べたいです笑」
それなら食べちゃおう!ということで、狩生投手に人生初のロケをお願いしたところ、快く受けてくれました。
そして12月、やって来たのが、狩生投手の地元でもある佐伯市の「点法輪」というラーメン屋さんです。
◆狩生聖真投手
「高校のチームメイトやクラスメイトと帰り道だったり、練習が終わったあとよくここに食べに来てたので、選びました」
狩生投手の思い出の味は、「点法輪」佐伯店。子どもから大人まで地元の皆さんに愛される人気のお店です。
まもなく高校卒業する狩生投手 冬休みは「スキーしたい」
◆TOS藤村晃輝アナウンサー
「1人仲間が増えました、自己紹介お願いします」
◆佐伯鶴城・菅琥太朗選手(元キャプテン)
「佐伯鶴城キャプテンの菅琥太朗です」
ピッチャーとキャッチャーでバッテリーも組んでいた2人が注文したのは豚骨のパンチが効いた佐伯ラーメンと唐揚げ・ごはんセット。
◆狩生聖真投手
「いただきます。おいしいです!」
笑顔を見せる狩生投手。
◆TOS藤村晃輝アナウンサー
「点法輪さんのラーメン、狩生投手はどういうところが好き?」
◆狩生聖真投手
「ちょっと濃いめというか、濃いめが好きなんで、それが一番好きです」
◆TOS藤村晃輝アナウンサー
「狩生投手はもうすぐ高校を卒業ということで、友との別れもありますがどうですか?」
◆狩生聖真投手
「自分は他の人たちと比べて早く行ってしまうので、3学期もないのでその分すごい寂しいんですけど、 残された冬休みで思い出をいっぱい作ろうかなと思います」
◆TOS藤村晃輝アナウンサー
「高3の冬休みは何しますか」
◆狩生聖真投手
「スキーとかしたい」
◆菅琥太朗選手
「スキーも良いですけど、自分はキャンプ行きたいです」
◆TOS藤村晃輝アナウンサー
「全然違う(笑)」
小学2年生から野球を始める「高校に入り柔軟性が一番苦労した」
そして、話題は小学2年生の頃から続けてきた野球について。狩生選手からこんなアドバイスも。
◆TOS藤村晃輝アナウンサー
「 夢だったプロ野球の世界に行くということで、プロに行くためにここだけはやっておいた方がいいことは何ですか?小学生野球している子たちも見ているかもしれないので」
◆狩生聖真投手
「いまも(体が)細いので食べることはもちろんなんですけど、高校入って苦労したことは柔軟性が一番苦労した。球も、柔軟したら速くなると言われていたので、 ピッチングにもつながるしケガもしなくなる、それが一番高校になって学んだこと」
そんな体作りや仲間との思い出作りには、点法輪のラーメンは欠かせなかったようです。
◆点法輪 店長・黒木洋佑さん
「そりゃもう、日本一の投手目指して頑張ってもらいたいです」
年明けにはチームの寮に入り「新人合同自主トレ」スタート
◆TOS藤村晃輝アナウンサー
「地元でずっと育ってきて、地元への思いというのもあると思いますが、どうでしょうか?」
◆狩生聖真投手
「やっぱここもお世話になっているところだったので、本当に色々な人から支えられた分、自分が活躍して色々な人に勇気が与えられるような選手になりたい」
思い出の味も堪能して、プロへの思いも新たにした狩生投手。最後に今後の目標を力強く語ってくれました。
◆狩生聖真投手
「自分の目標は日本一のエースになるということで、これまで色々な方々に支えてもらったので、その恩返し、それを力にして、 いっぱい努力して色々な人に見てもらって、憧れてもらえるような選手になるので、応援よろしくお願いします」
年明けにはチームの寮に入り、新人合同自主トレもスタートさせるという狩生聖真投手。
球界を代表する百獣の王を目指しての新たな挑戦が始まります。