湯布院の森に「四足歩行ロボット」現る 林業の担い手不足解消へ実証実験 大分

2024年12月12日 18:30更新

林業の担い手不足解消などのために大分県由布市の森で12日、ある実験が行われました。

 

 

登場したのは四足で歩くロボットです。

 

 

 

◆TOS梅田雄一郎記者

 

「湯布院町の森の中に来ています。この森を守るためにこちらの4足歩行ロボットが森林の中を計測していきます」

 

 

由布市湯布院町の森に現れたのは4足歩行ロボット「Spot」。九州林産と九州電力など3社は県の事業としてロボットを活用した森の管理に挑戦していて、12日、その実証実験が公開されました。

 

 

ロボットは取り付けられたカメラで周囲の状況を遠隔で確認。

 

 

レーザーで木の本数や、幹の太さを計測することも出来ます。

 

 

 

 

 

また事前に、通るルートを登録しておけば、自動で進む機能も搭載しています。

 

 

そのため、危険な作業を人の代わりに行ったり人材不足に悩む林業の救世主になることが期待されています。

 

 

◆九州林産山下崇裕森林経営グループ長

 

「人手不足ということで人材の確保が難しい中、ロボットを活用することでより効率的に林業ができるというところを期待しています」

 

 

この実証実験は2025年2月まで行われる予定で、結果をふまえて今後の実用化を目指すということです。

 

 

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