元Jリーガー中払大介さん 大分支援学校を訪れサッカーを指導 スポーツ庁などが全国で実施
2025年1月5日に開幕する「春の高校バレー」。大分県代表として大会に出場する大分南と東九州龍谷を紹介します。
2年連続で春高バレーの切符をつかんだ大分南。組み合わせ抽選の結果、初戦で徳島科学技術と対戦することが決まり、チームの士気はさらに高まっています。
◆柿原茂徳監督
「1日1日、1時間、1分が大切」
2024年のチームは中学時代に県選抜として全国大会を経験したメンバーが中心。レギュラー6人中4人が身長180センチ越えという高さと力強いスパイクが持ち味です。
◆大分南3年・上野樹希選手
「自分の中では春高は夢の舞台として楽しみ」
チームのエースは、全国トップクラスの最高到達点3メートル40センチを誇る水田凰雅選手。
競技を始めたのは中学生からと決してキャリアは長くありませんが高校で急成長を遂げました。
◆大分南3年・水田凰雅選手
「エースとしてチームを支えられるような存在になって下級生が少しでもやりやすい環境を作っていくのが自分の目標なので頑張っていきたい」
ただ、2024年のチームは決して全てが順風満帆というわけではありませんでした。
6月に行われた県高校総体では、優勝候補筆頭と言われながらライバルの大分工業に敗れ、準優勝に終わりました。
思うようにいかない中、エースの水田選手は夏の大会後、一度、引退も考えたそうです。
ただ、そんな水田選手を引き留めたのは同じ3年生でキャプテンの渡辺豊志選手でした。
◆大分南3年・渡辺豊志主将
「1つの柱が抜けたらチームがどんどん崩れていくという状況になりそうだったので、お前がおらんとチームは成り立たんよっていうことを伝えて…」
「水田選手と一緒に春高へ」そんな渡辺選手のエースに対する強い思いが見えたのは県大会の決勝戦、最後の場面でした。
◆実況
「エースの水田が上げた。渡辺から水田が飛んできた!」
セッターの渡辺選手が最後の1本を託したのは水田選手でした。
◆大分南3年・渡辺豊志主将
「エース自身も一番苦しかったと思うし、最後はその気持ちを乗せてほしいと思って最後は水田に託した」
◆大分南3年・水田凰雅選手
「やっぱり、豊志はチームには欠かせない存在だと思っている」
エースの完全復活で再び息を吹き返した大分南。去年、果たせなかった初戦突破の先に大きな目標を見据えています。
◆大分南高校
「全国ベスト8目指して頑張ります、しゃー!」
一方、女子の県代表は夏のインターハイで全国3位に入った東九州龍谷です。
世代ナンバーワンエースとも呼び声高い、忠願寺莉桜選手を中心にコンビバレーで上位入賞を狙います。
◆東九州龍谷1年・忠願寺莉桜選手
「3年生のためにも支えて下さった方々にも最高の形で恩返しできたらなって思います」
高校日本一を決める春の高校バレーは2025年1月5日に東京で開幕します。