「生レバー」販売疑いの食肉加工会社の社長に罰金100万円 大分
11月、牛のレバーを生食用の状態で販売した疑いで社長などが逮捕された大分県中津市の食品加工会社について、製造された2つの製品から食品衛生法違反となる菌が検出されたとして県は会社に回収と販売禁止を命じました。
県の行政処分を受けたのは中津市島田のMeフードシステムです。
県によりますと、11月県が実施した会社への立ち入り検査で持ち帰った「豚レバーハム」と「鶏砂肝ハム」からふん便系大腸菌群が検出されたということです。
これを受け、県は会社に対し4日付で2つの製品あわせて205キロの回収と販売禁止命令を出しました。
製品の一部はすでに出荷されていますが現時点で健康被害は確認されていないということです。
この会社をめぐっては11月、牛のレバーを十分に加熱せず、法律で禁止されている生食用の状態で販売した疑いで社長など2人が京都府警に逮捕されています。