修学旅行中に支援学校生徒の「療育手帳」3人分を紛失 県教委が謝罪 手帳には顔写真や障害の等級など記載

2024年11月29日 17:15更新

支援学校の生徒の個人情報が記載された「療育手帳」を修学旅行中に紛失したとして、大分県教委などが謝罪しました。

 

 

県教委などによりますと、大分市の新生支援学校の修学旅行で、中学部の3年生19人が11月24日から3日間、大阪を訪れていました。

 

 

 

 

 

最終日の26日、大阪難波駅で引率の教師が生徒全員分の「療育手帳」などが入った封筒を旅行会社の添乗員に手渡し、地下鉄の切符の割引での購入を依頼しました。

 

 

添乗員はベンチで手帳を種類ごとに分けて切符を購入し、その後、新大阪駅で教師に返却したということです。

 

 

しかし、新幹線の車内で教師が確認したところ、3人分の手帳などの紛失が判明。

 

 

手帳には名前や住所、障害の等級が記載されているほか、顔写真も貼られているということです。

 

 

支援学校はその日のうちに警察に紛失届を提出していますが、発見には至っていません。

 

 

学校と県教委、そして、旅行会社はきょう、会見を開いて謝罪し、再発防止に取り組むとしています。

 

 

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