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インターネット通販大手のアマゾンが大分県内に初めて開設した大分市の配送拠点が19日、報道陣に公開されました。
別府湾に隣接する大分市豊海。
この場所に2024年5月、アマゾンの大分県内初となる配送拠点「大分デリバリーステーション」が開設されました。
◆TOS梅田雄一郎記者 「アマゾンの商品は物流拠点から一度こちらのデリバリーステーションに集められます。その後は県内各届け先に応じて仕分けられていきます」
1日に集まる商品は多い時で数万個。ここから大分市、別府市、由布市、臼杵市の4つの市に配送されます。
様々な商品を迅速に届けるためにアマゾンでは独自の配送システムを構築しています。商品の入荷や在庫の管理は全国25か所以上にある「フルフィルメントセンター」という物流拠点で行っています。客からの注文を受けると、商品は配送拠点である「デリバリーステーション」へ。
ここで、さらに細かく仕分けをして、配送していきます。
配送先の場所はアプリでドライバーたちに共有され、効率的なルートで回って商品を届けているといいます。
◆アマゾンのドライバーは「(アプリで)回るルートを参照しているので、実際、配達が難しいとはあまり思わなかった」
この「デリバリーステーション」が開設されるまでアマゾンは大分県内の配送を他の業者に委託していました。拠点の開設とともにアマゾン独自の配送網が大分県内に築かれ、委託業者によっては出来なかった「翌日配送」や「置き配指定」が対応可能となり、サービスが拡充されたということです。
◆アマゾンジャパン 辻高孝さん「直接自宅まで商品が届くという利便性は、ますます活用したいという人が増えている」「大分の皆様の生活を支える一助になっていければと思っている」
日常生活を便利にするネット通販。各家庭にすぐに商品が届く背景にはこうした拠点の整備がありました。