合成麻薬MDMA所持 豊後高田市職員(56)に有罪判決 裁判官「動機に酌むべき事情はない」大分

2024年10月17日 18:50更新

合成麻薬MDMAを所持した罪に問われた大分県豊後高田市職員の男に対し、大分地裁は17日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

 

 

また、男は17日付けで懲戒免職となりました。

 

 

麻薬取締法違反の罪で有罪判決を受けたのは豊後高田市職員の五所明仁被告56歳です。

 

 

判決によりますと、五所被告は2024年5月、交際相手の51歳の無職の女と共謀し、女の自宅で合成麻薬MDMAの錠剤5錠を所持していたとされています。

 

 

大分地裁で開かれた17日の判決公判で辛島靖崇裁判官は「共犯者と性行為に及ぶためという動機に酌むべき事情はない」と指摘。

 

 

 

 

 

一方で、「反省の態度を示している」などとして、五所被告に対し、懲役1年6か月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

 

 

判決を受けて、豊後高田市は17日付けで五所被告に対し、懲戒免職処分を行いました。

 

 

市は「1日も早く信頼の回復に努めていきたい」とコメントしています。

 

 

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