元Jリーガー中払大介さん 大分支援学校を訪れサッカーを指導 スポーツ庁などが全国で実施
8月、JFLのヴェルスパ大分に入団することを発表した元日本代表の金崎夢生選手がチームに合流し、3日に別府市で練習の様子が公開されました。
金崎選手は報道陣のインタビューに対し「トリニータでずっとお世話になっていたので大分を盛り上げていけたら」と入団の理由を話しました。
金崎夢生選手は三重県出身の35歳。
高校卒業後、大分トリニータでJリーガーとしてのキャリアをスタートさせリーグ通算371試合に出場し73得点をあげたほか、日本代表にも選出されました。
8月、JFL4位のヴェルスパ大分に入団しきのうチームに合流。ランニングやフットワークなど別メニューで調整を行いました。
【インタビュー全文】
ーー練習の感想は
暑いです。やっぱ暑いなと思いました。
ーーチームや練習の雰囲気はどうか
2~3週前に一度練習参加させてもらったのでその時以来。みんな相変わらず元気で可愛らしいなと思います。
ーーヴェルスパ大分に加入を決めた理由は
自分がプロキャリアを始めたのがこの場所(大分)ですし、トリニータでずっとお世話になっていたんで。トリニータとは違うチームですけどヴェルスパから大分を盛り上げていけたらいいなと思い来ました。
ーーチームのサッカーは
練習参加したのも3~4日で、正直1人1人の性格もまだわからないですし、まだわからないことばっかりですけど、今僕たちがいる順位(4位)は全然胸を張れる順位じゃないと思うので、まず結果を出すことが大事だと思っています。
ーーFC琉球の退団からチームが決まるまで半年ほどあったがその間はどう過ごしたか
いつも通りトレーニングしながら、早稲田大学とか槙野くん(槙野智章さん)が監督の品川ccとかいろんな人に協力してもらいながら、コンディション調整をさせてもらいました。
ーー半年間どんな思いで過ごしていたか
プロ始めて16~17年、ずっとそういう(サッカー一色の)生活できていたので、そこから一つ離れて普通に生活してみたらそれはそれでいろんな刺激もあって、その時しか過ごせない過ごし方もできたなと思うので。
そういう中で、もう一度、こういう風にサッカーをできる場をヴェルスパさんに用意してもらえたので、すごい感謝しています。
ーーそうした中でサッカーへの思いが変わった部分は
大きく何かが変わったというわけではないが、改めてこういうところが大事だなという再確認をした部分が自分の中ではあります。
ーーそれはどういう部分か?
やっぱりプロは勝って評価されるものだと思うのでそこはぶらさずに、見てて楽しいサッカー。まあいろんなサッカーあるとは思うが、やっぱり勝たないと、ファンサポーターにも喜んでもらえないと思うし、みなさんもそういうところを目指してると思うので。そこを第一に置きながらその上に自分たちの好きなサッカーであったり、好きなプレーをやっていくということが大事かなと。やっぱり勝つために選手もスタッフもどれだけ自分の身を削って かけれるかという、そういうのが大事だと思います。
ーーヴェルスパではどんなプレーをしていきたいか
監督にも言われたがいくつかのチームでやらせてもらったので、そういう意味で経験という部分でもみんなに教えてあげられる部分もありますし、何よりピッチで自分がどういう形で貢献するのが一番いいのかというのは今後練習しながら試合しながら自分でどんどん見つけていきたいと思う。
ーー早速チームメイトとも話していたがどんな話を
ケガしている選手だったので、自分もケガをしたりわかる部分もあるので、トレーニング方法だったり、そういうところで自分が彼の何か手助けできることがあるのかなと思って少し話をしました。
ーーチームに入ってみてどうか
端でトレーニングしていて声をかけてくれた選手もいましたし、チームから離れていたので久しぶりにそういうのを感じました。練習の後にスタッフの誕生日をお祝いしたりとか、わぁこういうのも久しぶりだなと。チームを感じたので、だからこそ結果を出さないとダメと思いましたね。
ーー県民の皆さんへメッセージを
トリニータというチームにお世話になった中で、ヴェルスパに行くというのは自分の中でも大きな決断だったので、その中でいろんな思いをしているファンサポーターいると思いますが、僕の心はいつでも大分を盛り上げたいという気持ちは変わらないので。チームは変わるが、ここから大分を盛り上げてトリニータと一緒に注目される2チームでいけたらいいなと思います。
ーー県民に感じてほしいことは
やっぱり勝つということ。「そこまでして勝ちたいんだ」という気持ちをピッチの上で出していきたいと思いますし、やっぱりそこが根本的には大事だと思うのでそれを出していきたいです。
今シーズン残すところ12試合、昇格圏内の2位以上に向けて金崎選手の活躍が期待されます。