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南海トラフ地震臨時情報が発表される中、私たちは巨大地震にどう注意したらいいか、防災についてシリーズでお伝えしています。
今回は防災士に「地震発生直後の行動」について聞きました。
8月8日に起きた日向灘を震源とする地震。
気象庁は南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表。
このまま変化が見られなければ、15日の午後5時をもって「巨大地震注意」の呼びかけは終了される見通しですがが、日ごろから地震の備えを行うよう呼びかけています。
巨大地震が発生した時まず最初にどう行動すべきなのでしょうか。
◆防災士 小山田知司さん
「まず1点目、安全を確保するということ。室内であればタンスや家電から離れ、机の下などに避難、頭をバックなどで守ってほしい」
屋外であれば外壁や看板が落下してくる恐れがあるため頑丈な建物の中や広い場所へ避難しましょう。
揺れがおさまった後津波の危険がある場合は高台などに避難。このとき、車ではなく徒歩での避難が原則です。
◆防災士 小山田知司さん
「車の逆走などが考えられて(車列が)動かなくなる危険性がある。だから大変だが歩いて小走りで高台もしくは海から離れた高いビルを目指すというのが基本」
また、倒壊の危険性があるため自宅の様子を見に行ったり荷物を取りに戻ってはいけないといいます。
◆防災士 小山田知司さん
「かなり大きい地震や津波の場合は避難所の方に直行する判断をしてもらいたい。一番大事なのは命。命を守る行動を最優先にしてほしい」
いつ起こるか分からない地震。
落ち着いて行動出来るように日ごろから防災について考えておくことが重要です。