列車運転中に「ユーチューブ」 JR九州の30代運転士 客の指摘で発覚 大分

2024年08月04日 09:15更新

3日午後、JR九州の久大本線で30代の運転士が運転中に個人の携帯電話を使用していたことが分かりました。

JR九州によりますと3日午後1時40分ごろJR九州久大本線の由布院駅と野矢駅の間で上り列車の30代の運転士が運転中に個人の携帯電話を使用しました。

列車の利用客から「運転士がスマートフォンを使っていた」とJR九州の相談センターに連絡があり発覚しました。その後、運転士に聞き取り調査を行ったところ、スマートフォンの使用を認め、およそ2分間にわたりユーチューブを見ていたということです。列車の運行に影響はありませんでした。

運転士は翌日の4日も勤務予定でしたが勤務を取りやめ、JR九州は処分を検討しているということです。

JR九州によりますと、運転士の携帯電話の使用は、業務用携帯に限っては異常時や情報確認のために使用は認められていますが、個人用携帯の使用は禁止しているということです。

JR九州は「大変申し訳ありませんでした。指導を徹底し再発防止に努めます」と話しています。

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