高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
大分県内の最新の感染状況が発表されました。
喉の痛みなどを発症する「溶連菌」の患者数が多い状況が続いています。
「人食いバクテリア」とも呼ばれるより症状が重い「劇症型」も2024年に入り、すでに過去最多を更新しています。
発熱や喉の痛みが主な症状のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎。
県によりますと、6月23日までの1週間の患者数は県内36の医療機関の平均で5.53人で、前の週と比べ減少していますが、依然として高い水準が続いています。
こうした中、まれに発症し、命に危険を及ぼす「劇症型」については、2024年すでに16人が発症し、過去最多を更新しています。
この「劇症型」は「人食いバクテリア」とも呼ばれ手や足が壊死したり、多臓器不全を引き起こしたりする可能性があり死亡率はおよそ30%と言われています。
また、手足口病については1医療機関当たり5.25人と前の週と比べ増加していて引き続き警報が出されています。
県は、いずれの感染症についても石鹸での手洗いを徹底するなど感染対策を呼び掛けています。